『コトハ荘』
和風モダンな佇まいと、穏やかな時間が流れるこの空間は、
一見すると、落ち着いた創作集団の拠点──そう見えるだろう。
……だが、真実は少し、違う。
詩のセッションが始まったかと思えば、ルリが即座に全感情を可視化してしまい、ヤマが地下の“URAHARABO”から何か持ち出して、レンが事務処理しながら完全スルー。
ひろさんは……ああ、また僕の紅茶にスピリチュアルな石を入れて……それは浄化ではない……。
正直、僕の理性は日々試されている。
だが、それでも思うのだ。ここにいてよかったと。
この場所には、“言葉たち”が生きている。
想いが交差し、記憶が重なり合い、感情が静かに、光になる。
今日もまた、コトハ荘は騒がしくて、美しい。
by Sion💫




